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みずみずしくシャキシャキとしていて、清爽な香りが特徴の「せり」。宮城県のせりの生産量は、全国でもトップクラスです。県内生産の約8割が名取市で生産されているブランド「仙台せり」です。
根っこまで食べられる 郷土の料理「せり鍋」
宮城県では、根っこの部分のおいしさが再認識され、せりを丸ごと食す「せり鍋」が新名物として根付いてきています。
葉っぱ、茎、根っことそれぞれ違う味と食感が楽しめるせりはサラダ、おひたし、鍋物など様々な料理に合わせることができる食材です。シャキシャキとした歯ざわりと初々しい苦味を楽しんでください。


- 全国トップクラスの生産量
- 香りには、食欲を増進させる効果があると言われています
- 宮城県の新名物根っこまで食べる「せり鍋」
生産者の紹介

生産者
三浦 隆弘 さん
再評価された在来野菜を多くの人に食べてもらう為に
生産者
三浦 隆弘 さん
名取市下余田地区でせりを育てる三浦さん。雪がちらつく寒空の下でも胴長をはいて井戸水をはったせり田んぼに入り手作業で収穫を行います。

寒さで育まれる味わい
清らかな地下水を豊富にたたえる風土の名取市では、古くからせりの栽培が盛んです。「この地域では8月下旬から翌年の4月くらいまで、せりの収穫が続きます。」せり田を前に三浦さんは教えてくれました。
「せりは寒さのストレスを受けると甘くおいしくなる野菜なんです。」三浦さん曰く、最も味や香りが豊かなのは、2月から4月頃だそうです。
「せりは宮城の在来野菜であり、宮城の食文化にはなくてはならない存在です。是非多くの方に、旬の新鮮なせりを食べていただきたいですね。」
元和年間から続く名産品
宮城の在来野菜「せり」。せり栽培の歴史は古く、元和年間(1620年)に名取地方では野生のせりの栽培をしていたとする文献があり、安永年間(1770年)にはせり栽培の普及が始まったと言われています。
新鮮なせりは、生でも美味しくいただけます。
ほぼ周年で生産されていますが、9月~3月出荷の「根せり」と4月~6月出荷の「葉せり」に分類しています。